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SWITCH × OCEANUS TIME TO BE MYSELF

OCEANUSが刻む、 自分に戻れる豊かな時間。
第3回は 俳優・青木崇高が 10代の頃から 好きだった 古着について

Vol.03
青木崇高
AOKI MUNETAKA

古着を買うようになったのは単純にお金がなかったからなんです。高校の頃、電車賃を浮かせるために自転車で市内まで行き、安い古着を見てまわり、高くて何も買えずにまた自転車で帰ってくる、みたいなことをよくやっていました。学校の制服や親から与えられる服から離れ、自分で選んだものを身につけるという時、手が届くのが古着だったんです。今思えば自己表現の入り口だったのかもしれません。みんなと同じではなく、自分だけのものを着たいという。古着ってもちろん元は量産されたものですが、当時の自分には一つひとつがオリジナルに見えました。好きだからサイズが合わなくても無理して着る、どぎついデザインで人からダサいと思われようが気合いを入れて着る。そういう感覚を古着で学びました。

撮影で地方ロケに行った時に空き時間に古着屋を覗いてみたり、旅で海外に行った時に古着屋や蚤の市を見て回ったりするのは今でも好きです。僕は古美術も好きなんですけど、時代をかいくぐって残ってきた古いものの良さ、というのは間違いなくあると思うんです。だから古着は僕にとって宝の山。蚤の市なんかはガラクタだらけですけど、だからこそ自分が何に惹かれるのか、その感覚が研ぎ澄まされる。自分の価値観を再確認できるところがあります。

古着屋に行くと、たとえ買わずに眺めるだけであったとしても、たっぷりと深呼吸ができるような、芯からリラックスする感覚もありますね。10代20代の頃から自分が好きで自然とやってきたことに接すると、心のむずがゆいところに手が届くというか、自己浄化作用のようなものがあるんだと思います。そういう意味で、原点回帰じゃないですけど、当時の自分の夢を叶えてあげる、ということは今後やっていきたいと思っているんです。例えば先日、自分が旅に行って撮った映像を編集して劇場で一回だけ上映する機会があったんです(注:海外で映画の撮影をしていた友人の俳優・加瀬亮を、青木が訪ねていく道中を記録した映像『あおきむねたかのウズベキスタンまでちょっと会いに。』)。若い頃に映像を撮ってみたいと思っていた時期があったので、過去の自分との約束を一つ果たすことができた。前向きな力が沸いてくる経験でした。

その話ともつながるんですが、10代の頃にすごく欲しかったビンテージの腕時計があったんです。デザインが気になっていたけど、当時は高くて手が出なかった。それを少し前に仕事を頑張った時に買いました。つけてみると気分がしゃんとする。それまで腕時計はつけていなかったんですが、この感覚も悪くないなと思うようになりました。今日つけた時計も、こういうデザインのものを身につける高揚感というのは確実にありますよね。つけた時の腕とのバランスで磨かれてきたデザインなんだと思います。時代をかいくぐってきたクラシックなものの良さを感じました。

青木崇高

1980年生まれ。主な出演作にドラマ『龍馬伝』、映画『るろうに剣心』シリーズ、『沈黙 -サイレンス-』など。近年の出演作に映画『来る』、『サムライマラソン』、ドラマ『サギデカ』、『蝶の力学 殺人分析班』など。映画『るろうに剣心 最終章 The Final』が7/3公開予定

撮影協力:2nd-boom(東京都渋谷区恵比寿西1-16-2 1F TEL 03-3462-1721)

OCW-T3000C-2AJF

海の神・オケアノスにその名の由来を持つ時計ブランド「OCEANUS」は、“Elegance, Technology”をコンセプトに技術とデザインの挑戦を続けてきた。誕生15年目を迎えた今、15周年記念モデル「OCW-T3000C-2AJF」が登場(世界限定1,000本)。夕方から夜へと変化する海の色を表現したベゼルには新開発のグラデーションIPを採用。シンプルな中に遊び心が覗く一本。¥120,000(税別)

OCW-T3000C-2AJF

OCW-T3000C-2AJF

¥120,000+税

  • ※ 表示価格は、メーカー希望小売価格です

PHOTOGRAPHY: KATO JUNPEI 
HAIR & MAKE-UP: NANA 
TEXT: MAKINO TOMOHITO