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OCEANUS Style Magazine
BLUE MOTIONS

There is always woman behind man

女性視点からの OCEANUS

2021.12.16

ブランドからデザイン、スペックや歴史に加え、服装とのマッチングなど、男性が時計を選ぶ基準は多々あるが、女性の視線や評価も密かな本音として大きな要素なのではなかろうか。そこで、革新技術と洗練デザインの機能美を備えた「OCEANUS」は、女性の目にはどう映るのか? その答えを探るべく、BLUE MOTIONSがドラマチックに彩る、ショートストーリーをお届け。

時計を選ぶのは、女性の方が上手い

夫の誕生日は12月25日。言わずもがなクリスマスの日に生まれた彼は、ご多分にもれず、誕生日とクリスマスのお祝いを一緒にされ続けてきたという。「クリスマスに生まれて、人生の3割は損をしている」。そう愚痴をこぼす彼を、付き合いたての頃の私は、少し気の毒に思った。お祝いもギフトも別々。それは、彼に愛されていたいがゆえに自分に課した、人知れない“約束”だった。

「誕生日とクリスマスを合わせていいから、欲しいものがあるんだけど」

中国出張から戻った夫がまるで子どもがお菓子をねだるように、目をキラキラと輝かせながら言った。出会ってから12年半。彼が初めて、誕生日とクリスマスを“ひとつにまとめる”ことを許したもの……。それは、CASIOの「OCEANUS」という名の時計だった。世界中どこにいても正確な時刻に修正され、2都市の時刻も同時表示できるなど、海外出張や現地企業とのやりとりが多い彼にとって、その時計はこの上なく魅力的に映る機能を備えていた。

そもそも、男性と女性では時計に対する価値観も好みも、そこへ投資する金額も大きく違う。正直なところ、私にとってその先進的すぎる機能は全く必要でないし、時計を身に着けること自体がファッションではないとさえ考える。そして、自分の腕に27万5000円の時計を着けるなら、代わりにハイブランドのバッグを持ちたい。ただ、「OCEANUS」の随所に使われている紺碧の海を思わせる透き通るブルーは、素直に美しいと感じた。

さて、夫の提案を受け入れるか否か。

腕時計は、男性にとってステータスである。その考えがもはや時代遅れで、過去の遺物になっているとしても、“男の見栄”みたいなものはいつの時代にも必要。舶来の高級ブランドの時計にロマンを感じることも、高額な時計を手に入れて仕事のモチベーションを上げることも、決して悪いことではない。しかし、自分の夫には、「高級な時計を身に着けてさえいれば良い」という薄っぺらな男性だけにはなって欲しくないと願う。

「ラウンド型とスクエア型、どっちがいいかな?」
「ラウンド型はスタイリッシュで、スクエア型はクラシカルな感じがするよね」

とある休日の夕方、銀座からの帰り道での会話。どちらにせよ、「OCEANUS」という時計は、すでに彼の中で絶対的な信頼を勝ち取っているようだ。私が選ぶなら、定番のラウンド型。「奇を衒わない男性のほうが、夫にするには好都合」という寸評は、心にそっと閉まっておいた。

新たに刻まれる“時”に想いを馳せる

男性が着ける時計には、その人の本質が見えてくる。歴史のある国産ブランドの時計を身に着ける姿勢に誠実さがあふれ、手の届く範囲で上質なものを選べる堅実さ、シンプルな中にもエレガントさが滲み出るデザインを纏う謙虚さを感じる。さらに、強く、頼れる男らしさみたいな印象も加わり、私は「OCEANUS」が好きになりつつある。

2021年クリスマス。私の秘めた“約束”がいつしか“義務”に変わり、彼の“感謝”が“当たり前”になりつつあったなかで起こった小さな出来事。「結婚はときめきが無くなってからがスタートよ」といった母の言葉を思い出す。彼の手から優しさと安心感が伝わり、その愛を思いきり深く吸い込む。自分を愛してくれる人を、自分を愛してくれる人がそばにいる今という時間を大切にしよう。これからのふたりの時を刻む時計を見ながら、そんなことをふと思った。

Text: Ayako Takahashi | Photography: Masashi Nagao

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