

Made in Japanの誇りを胸に、部品からの一貫生産を貫き通すOCEANUS。
その見た目の洗練されたデザインの中に秘められた、小宇宙とも形容される先進テクノロジーによる精度や機能。ブランドコンセプト“Elegance, Technology”に込めた“全ての技術進化はエレガンスの追求のため”という想いは、日本の美意識の一つであり、内面的な本質が表面的に現れていく変化を美と捉える“侘び・寂び”の概念と相通じるものがあるのではないだろうか。
そこで今回のBLUE MOTIONSは新春スペシャルとして、OCEANUSの奥に潜む“侘び・寂び”の美しさを取り上げてみたいと思う。
清麗高雅 〜Manta “S5000AP”
素材、デザイン、仕上げ。全てにおいて研ぎ澄まされた造形物として、まさにOCEANUSの“美”を象徴するフラッグシップ「Manta」。Bluetooth®を搭載した現行のS5000シリーズでは、新たな基板実装技術を用いた構造やパーツ一つひとつを1/100mm単位で改良することで9.5mmという薄さを実現。さらにケースからバンドに流れるような曲線を取り入れることで、その美を体現している。最新モデルは、藍染めの情緒的で美しい色合いを表現した白蝶貝文字板の『OCW-S5000AP』。藍色という日本の伝統色のひとつを採用することで、ブランドを主張するブルーを極めたその姿こそ、“伝統と革新の融合”という言葉が相応しい。
清麗高雅(せいれいこうが):清らかで麗しく、上品で優美なこと
表裏一体 〜CACHALOT “P2000D”
海の神の名をルーツに持つOCEANUSの中で、最も“海との親和性”を象徴するスポーティライン「CACHALOT」。現行のP2000シリーズは、OCEANUS初の本格ダイバーズモデルとして、ISO規格200m防水やスマートフォンリンクによるダイビング機能といった潜水時の実用性を高める“海に特化した機能”を搭載。最新モデルは、レインボーIPやゴールドを採用することで暗い海で輝く光を表現した『OCW-P2000D』。深海の水圧に耐えうる気密性と電波受信という相反する構造を追求し、デジタルとアナログを融合することで体現されたその姿こそ、“現代のダイバーズウオッチ”という言葉が相応しい。
表裏一体(ひょうりいったい):二つのものの関係が、表と裏のように密接で切り離せないこと
冬夏青青 〜3WAY “G2000RA”
絶対精度の追求を掲げるOCEANUSの“先進性”を象徴する「Bluetooth®搭載GPS電波ソーラー」。3つの時刻修正システムに対応し、世界中で最新のタイムゾーン、サマータイム情報を反映した時刻を取得することが可能。充電、自動受信、データ更新も時計自らがおこなうことにより、時刻修正の手間から解放される。最新モデルは、3つのインダイアル部分のみで充電するソーラーパネルの開発により、様々な表情を見せる新たなデザイン表現のブルー文字板を実現した『OCW-G2000RA』。精度とデザインをテクノロジーによって進化させることで、21世紀のアナログ時計を体現するその姿こそ、“時計の未来像”という言葉が相応しい。
冬夏青青(とうかせいせい):どんな時も変わらない固い信念のこと
温故知新 〜Classic Line “T2600ALB”
シンプルなフォルムと視認性の高い文字板デザインで、OCEANUSの“基本形”を象徴するスタンダードモデル「Classic Line」。求められる機能を搭載し、日常における実用性を極めることで、OCEANUSの真骨頂である機能美を体現。最新モデルは、複数のブルーを使用することで染めの回数によって変化する藍染めの色彩を表現した『OCW-T2600ALB』。職人が1本1本丁寧に染め上げた阿波藍絞り染めの革バンドを採用するなど、モノづくりにおける日本の伝統手法を重んじながら、新たな形として昇華させるその姿こそ、“温故知新”という言葉が相応しい。
温故知新(おんこちしん):過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解を導き出すこと
外柔内剛 〜3 Hands Models “T150”
初代から継承される電波ソーラーモデルとして、OCEANUSの“伝統”を象徴する「3 Hands Models」。3針デイトアナログという極限まで削ぎ落としたデザインの中に、ワールドタイムを直感的に操作できるスマートアクセスやタフムーブメント、タフソーラー、針位置自動補正といったハイスペックを搭載。代表モデルは、12時位置のローマンインデックスと鮮やかに輝く外周のブルーが特徴の『OCW-T150』。ここに搭載されている機能が無ければ、その後の様々な革新は生まれなかったかもしれない。シンプルな見た目でOCEANUSの礎を体現するその姿こそ、“外柔内剛”という言葉が相応しい。
外柔内剛(がいじゅうないごう):表面は柔和で穏やかそうに見えるが、実は意志が強くてしっかりしていること
Made in Japanの緻密さを頑なに守りながら、常識に囚われない発想と情熱で革新を続けるOCEANUSの姿勢こそ、まさにモノづくりにおける和の真髄と言えるのではないだろうか。果たして今年は、どんな驚きが待っているか。OCEANUSの挑戦に終わりはない。
Text: BM編集部 |
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