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OCEANUS Style Magazine
BLUE MOTIONS

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15周年 アニバーサリーモデル “T3000C”

15年前、時計の世界に新たな基軸を打ち立てるべく、生み出されたOCEANUS。以来、絶対精度を持った美しいメタルアナログ時計を理想に掲げ、テクノロジーで、デザインでと、その一つひとつに技術革新をし続けてきた15年である。

その集大成として、今年6月にS5000シリーズが誕生。フラッグシップ「Manta」として、全てにおいて最高水準をクリアした、まさにOCEANUSの象徴すべきモデルだ。そしてその進化形として10月に発売された、江戸切子サファイアガラスベゼル『S5000D』。最新機能に“伝統”を融合させたその姿は、記憶に新しい。

これまでの15年を形にしたのは「Manta」だけでない。そう、忘れてならないのが、OCEANUSの基本形と言える「Classic Line」の存在だ。流行にとらわれない、スタンダードを意味する「Classic Line」は、日常における実用性をより高めた“機能美”を追求するモデルである。そんな「Classic Line」から最新モデルT3000シリーズを進化させた15周年アニバーサリーモデルが誕生した。それが先月11月に発売された『T3000C』だ。

今回のBLUE MOTIONSでは『T3000C』をピックアップし、MADE IN JAPANの緻密さを頑なに守りながら、エレガンスの追求から量産を度外視した発色や加工にも挑む、OCEANUSの常識に囚われない発想とモノづくりへの情熱についてお届けしたいと思う。

Bluetooth®搭載電波ソーラー『OCW-T3000C-2AJF』 ¥120,000+税 <世界限定1,000本>Bluetooth®搭載電波ソーラー『OCW-T3000C-2AJF』 ¥120,000+税 <世界限定1,000本>

幻想的な“時”の経過を表現した、独創のモノづくり

世界中で正確な時刻を取得できる、Bluetooth®と標準電波による先進の時刻修正システムに対応し、独創の存在感を上質なデザインで仕上げたシンプルスポーティクロノグラフT3000シリーズに、特別なカラーリングを施した、15周年限定モデルの『T3000C』。

時差表記を刻んだスポーティな佇まいの幅広ベゼルに、新開発のグラデーションIPを採用し、ゴールドからバイオレット、ブルーに変わるカラーリングで、時の流れをテーマに夕方から夜へと変化する海の色を表現。これまでも江戸切子サファイアガラスベゼルや2色合成セラミックリングベゼル、そして見る角度により様々な色に表情を変えるサファイアガラスベゼル(グラデーションスパッタリング)など、OCEANUSはベゼルを通じて様々な表現方法に挑んできたが、今回特殊なIP手法によって一つひとつ色味が異なるこのベゼルも、新たな挑戦による、まさに1点物の特別なOCEANUSと言える。

立体テクスチャーダイアルやラウンド時字、白蝶貝インダイアル、ダブルディスクなどを文字板上に表現してきたOCEANUS。今回は、スマートフォンリンクにより都市コード表記を排除し、視認性を追求したダイナミックフェイスに、大型の立体バーインデックスと太い時分針を用いることで躍動感を演出しながら、インダイアルリングをミニマルにデザイン。また文字板にもグラデーションの処理を施し、時字やりゅうずなどの随所に華やかなローズゴールドを使用した。

職人技が光る、OCEANUSの誇る「仕上げ」

そしてOCEANUSとして外せないのが、時計全体を美しく引き締めるチタンカーバイト処理とザラツ研磨による上質な仕上げ。チタン素材に表面処理を施し、優れた耐摩耗性と高い発色を実現。ケースやベゼルの一部を職人の手で丁寧に磨きあげた平滑度の高い美しい面は、もはやOCEANUSのお家芸とも言える。また高い視認性を誇る両面無反射コーティングサファイアガラスも当然採用されている。

人類に夢を与えてくれる、ロマンティックな一面を持つ、時を操るという仕事。その夢を守り続けるため、基本をしっかりと熟知し、それを革新させ、形にするOCEANUS。新たに始まる長い航海に向け、しっかりとした指針を示してくれた『T3000C』は、15周年を締めくくるに相応しい完成度と言えるだろう。15年という月日を経て、次なるステージへ。守りに入ることは決してない。OCEANUSはこれからも革新を続けていく。

Text: Tatsuya Nakamura | Photography: Masashi Nagao