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BLUE MOTIONSWinter 2018 issue
NOW IS THE TIME
想像が創造した現代

Study for Gentlemen’s Fragrance

男の香り考

TPOに合わせた服装選び、髪型や爪を整えるなど、身だしなみに気を配ること。それは大人としてのマナーであるが、見落としがちなものに“匂い”というものがある。“匂い=香り”、それは目に見えないものであるだけに、そのひとつで相手に与える印象も大きく変わってくる。体臭や汗の臭いに気をつけるのは最低限のこと、その上で相手の記憶に残す“香り”を纏うことは紳士としての嗜みではないだろうか。
しかし、男が香水をつけるなんて…と思う方も多いはず。そこで今回は女性視点からの“男性の香り”について、香水を扱うPR担当者からお話を伺った。

イタリア・フィレンツェ発の香水ブランド「ミルコ ブッフィーニ」のPRを担当する岡泉智子さん。
「やはり香りがいい男性には、清潔感を感じます。香水が持つ意味というのは、それをつける方によって変わってくると思っています。海外と違い、日本人は挨拶としてのハグはあまりしないし、異性と接近する機会ってあまりないじゃないですか。だからこそ、すれ違ったときの残り香が素敵だとドキッとします。その日の予定やTPOに合わせて香水を着替えられることができる方は大人の余裕があって素敵だと思います」。

小さな香り工房で、一つひとつ丁寧に創られる「ミルコ ブッフィーニ」。まるでウィスキーのように75日間寝かせたエッセンスをブレンドしていて、時が経つほど愛しくなる香りが特徴である。伝統を重んじるだけでなく、現在に目を向け、新しい「今」の個性を与えた独創的な世界観は、まさに現代の香水と呼ぶに相応しい。

ここで気になるのは、ビジネスシーンでの香りをどうするかだ。与える印象の影響が大きいだけに、つけることをためらってしまうが。
「もちろん香水をつけることは問題ないと思います。ただ香りの種類は選んだ方がいいので、普段のビジネスシーンでしたら華やかな香りよりも、奥ゆかしく安定感のある香りの方が誰からも好まれ、スマートだと思います」。
例えば、重要なプレゼンテーションやミーティングのとき、自らを鼓舞し、そこに自己表現を込める意味で多少クセの強い香りもオススメなのだという。ただし、つけ過ぎには注意が必要なのは確か。それでは体のどの部分につけるのがスマートなのだろうか。
「基本的に香りは下から上へと上がっていくので、ほのかに香らせたい方にはウエストにつけるのがオススメかもしれません。あとは、体の中でも温度が高い所。そして膝裏や手首などはph濃度が高く、脈を打つたびに香りが広がりますのでオススメです。注意して欲しいのは、直接衣服に香水を振りかけること。やはりオイルなので生地が変色したり、痛む原因になってしまう恐れもあるかと思います」。

香りのマナーを知る

「ミルコ本人も言っているのですが、お食事の場、特に日本食を食べる時には気をつけなくていけません。やはり繊細なお料理なので、それを邪魔するようでは他のお客様にもご迷惑がかかってしまいます。それ以外の場であれば、香水は話し方や性格やセンスと同じ個性のひとつなので、是非主張してください。それと女性から贈られた香水は、その方をイメージして、もしくはそれをつけて欲しいと思い選んでいると思いますので、もし好みでなかったとしても優しさでちゃんと受け止めてもらいたいですね(笑)」。

12種類からなる『ブラックエディション』シリーズ。「HAIKU」(俳句)、「MU」(無)など、いくつかには日本が由来となる名前が付けられている12種類からなる『ブラックエディション』シリーズ。「HAIKU」(俳句)、「MU」(無)など、いくつかには日本が由来となる名前が付けられている

最後に岡泉さんにOCEANUSについての印象を聞いてみた。女性からはどう映るのだろうか。
「まず着けた瞬間の軽さに驚きました。女性はそこを気にする方が多いと思います。このペアウオッチ(Manta Pair)のように二人で同じ時計をするのも素敵ですね。たまには男性用を借りて着けてみるのもいいですよね」。

古くから香り=香水は多くの小説や映画の題材となっているように、人の魅力に深く関わる存在だ。岡泉さんのご指摘にもあった通り、脈を打つ手首に添えられた香りは、その人の鼓動とも関わってくる。同じく手首に位置する時計もまた然り。手首には、その人となりが脈拍とともに自然に表現される場所だと言える。
OCEANUSはその事実が実は大きな意味を持つと考える。パートナーとは同じ手首に同じ時間という鼓動を刻む時計を身につける。一秒の狂いもなく同じ時間を刻むOCEANUSから、大切な人との未来への時間が刻み続けられていく。

Text: Tatsuya Nakamura | Photography: Yuuko Konagai

ミルコ ブッフィーニ

ミルコ ブッフィーニ オードパルファム ブラックエディション 30ml : 12,000円 / 100ml : 23,000円(税抜)

イタリア トスカーナ州フィレンツェ。ルネッサンスの荘厳な雰囲気が色濃く残る華の都で生まれたMIRKO BUFFINI FIRENZEは、ミルコ ブッフィーニの独創的な世界観が生み出す「新しい大人」の個性を輝かせるフレグランス。数々の名香を今も世に送り出している小さな香り工房で、一つひとつ丁寧に創られる魅惑的な香り。
原材料のほとんどは自然の物から抽出され、豊潤で薫り高いウィスキーのように75日間寝かせたエッセンスをブレンドするという贅沢なもの。-時が経つほど愛しくなる香りを-
オフィシャルサイト
お問い合わせ:BLUES.INC 03-6438-9913

HCE

ミルコ ブッフィーニ オードパルファム HCE 30ml : 15,000円(税抜)

1939年に刊行されたジェームス・ジョイスの超難解小説「フィネガンズ・ウェイク」に登場する名前、HCEからインスピレーションを受けたシリーズとして、青いボトルが印象的な10種類のフレグランス作品を展開していく。