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宇宙から帰還した最高の着心地のブルーストライプ
36ゲージニットシャツ [INDUSTYLE TOKYO]

宇宙から帰還した最高の着心地のブルーストライプ
36ゲージニットシャツ [INDUSTYLE TOKYO]

今回紹介するシャツは、言葉で伝えきれないことがある。それは圧倒的な着心地だ。人はシャツを選ぶときに、まず色やデザインを中心に考えるだろう。そう、着心地を中心にシャツを選ぶことはほぼない。しかし、いったんこのシャツに袖を通せば“着心地がなんと大切なことか”ということに気づくはずだ。

このシャツを作っているのは丸和繊維工業という墨田区に本社を置き、メリヤスやカット&ソーなどのニット系の縫製を得意とする創業60年の会社だ。
ここで種明かし。そう、このシャツの生地は基本的にニットと呼んでいいだろう。一見して布帛と見間違うほどに細い糸で高密度に織られたニットは特別に軽く、しかもシワになりにくいという性質を持つ。だから、長時間のフライトでも型崩れせず、吸汗速乾性だけに旅先のホテルで洗濯しても翌日にはピシッと着ることができるというのだ。

そして、このシャツの着心地が素晴らしい秘密をもう一つ。生地のカッティング自体が動体裁断という特殊な裁断によって作られているのだ。これは、宇宙飛行士が船内で着用するために作られたポロシャツの製作時に考案されたものらしい。ディスカバリー号に乗船した日本人宇宙飛行士、山崎直子さんのためのもの。基本となったのは機能系被服デザイナーの中澤愈先生の理論による動体裁断だった。これは人間の動きを徹底的に(解剖学的にも)研究した結果、動きやすさと着やすさの両立を実現できた。
“まるで第二の皮膚のように”そういう表現がぴったりなほど、動きに追従してくれる。その結果、パンツに入れた裾がどんな動きからも飛び出すことはないのだ。

ただでも縫製の難しいニット。それもシャツ仕立てというこれまでにない製品を完成させるまでの試行錯誤は想像に難くないほど長い道のりだっただろう。それを成し遂げたのは、ある意味、職人魂があったからではないか。
OCEANUSも山形カシオの工場で職人たちが精度の極致を目指して、精魂を込めて創り上げている。日本の職人たちの飽くなき探究心。そしてそれを裏付ける技術。その両者の出会いは、限りなく新しい感動を生み出せるのだと知った。

Text: Y.Nag | Photography: Masashi Nagao

お問い合わせ: 丸和繊維工業株式会社 (INDUSTYLE TOKYO)

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