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BLUE MOTIONSOctober 2017 issue
BLUE INNOVATOR
その青は、未来への道標となる

Encyclopedia OCEANUS #5

世界へと繋がる “青”の 絶対領域 OCW-G2000G

時計の未来。この言葉を聞いて、何を連想するだろう。
子供の頃、映画やアニメの中でスパイやヒーローが腕元の時計であらゆるものを操作する姿を観て、こんな未来が来るのだろうかと心躍ったことは、一度や二度は記憶にあるのではないか。
昨今のスマートウォッチの台頭は、確かにそのひとつなのかもしれない。スマートフォンと連携して、電話の着信通知や電子メールなどのメッセージを表示したり、脈拍や歩数などの身体活動情報を収集してスマートフォンに送るといった情報機器としての機能を腕時計に搭載することなど、数年前までは想像もできなかった。
しかしOCEANUSが考える未来は、決して情報機器としての時計ではない。世界中で刻まれている時刻を、地球に流れる“ひとつの時”と捉え、その全てにおいて正確な時刻表示をするということ(絶対精度)。そのための操作を、使う人がおこなうのではなく、フルオートとして時計自体がおこなうということ(完全自動化)。つまり地球上のあらゆる場所で、何もしなくても、常に正確な時刻を刻んでいる、ということだ。OCEANUSが掲げる未来像は、そんな「真の世界電波時計」にある。

そして今年2017年、OCEANUSはその扉を開くこととなる。それが明日10月6日に発売されるNEWモデル・Bluetooth®搭載GPS電波ソーラー『OCW-G2000G』である。
こちらは今年6月に限定モデルとして誕生した「OCW-G2000C」の通常ラインナップモデルとして発売されるのだが、まず特筆すべきは、やはりインターネットと繋がったということであろう。これだけ聞くと、やはりスマートウォッチと同じ道を辿るのかと思われてしまうかもしれないが、スマートウォッチと違い、スマートフォンをサポートする端末としてスマートフォンに使われるのではなく、時計としての精度をより高めるために、OCEANUSがスマートフォンを“使う”のである。

今回新たに開発された世界初の「Connected エンジン 3-way」を搭載することで、これまでのGPS衛星電波と標準電波受信機能による時計単体での時刻修正に加え、省電力のタフソーラーとBluetooth®を利用したスマートフォンリンクによる3つの時刻修正システムを自在に組み合わせ、最新のタイムゾーン、サマータイム情報を反映した正確な時刻表示を世界中のあらゆる場所で取得することが可能となった。
またこの時計、驚くことに“自らの意志”を持っているのだ。例えばスマートウォッチでは充電をしなくてはならないが、『OCW-G2000G』は自ら充電をおこない、さらに自動受信による時刻修正やデータ更新も勝手におこなってくれる。

一目見た瞬間、その奥深い「青」に目が奪われる

前述にある先進テクノロジーばかりが先行しがちだが、ここでデザイン面での“青の革新”も紹介しておこう。今作は特に、象徴とも言えるベゼル全体に輝く「青」が印象的である。限定モデル「OCW-G2000C」の異素材を融合させた青と黒による2色のベゼルから一新、青で統一されたベゼルは、上質で傷が付きにくいサファイアガラスベゼルにブルー蒸着を施すことでブランドカラーを鮮やかに表現し、DLC処理を施した12面カットのチタンベゼルと組み合わせることで対傷性も向上させている。さらにベゼルに輝くゴールドの時差表記も、この独創の青と見事に調和し、重厚感のあるエレガンスなデザインを引き立たせているのだ。
また、正確な時を刻むことの次に重要と言っても過言ではない「視認性」の部分が改良されているのも注目すべき点。時字にシンプルな立体形状のバーインデックスをレイアウトし、12・3・6・9時位置にはブルースパッタリングを施した別体ピースを組み合わせた3体構造を採用することで文字板に奥行き感を出し、より良い見やすさを実現。また秒針には半円形の甲丸立体針を採用することで、どの角度からも光を反射し、視認性を向上させている。
他にもブルースパッタリングを施した都市コードディスクにより、都市コードリングのないシンプルなフェイスデザインを創出するなど、細部に至るまで上質な心遣いを感じることができる。

今まさに絶対精度、フルオートへの第一歩を歩み始めたOCEANUS。近い将来、当たり前のように「世界電波時計」という言葉が使われるようになるだろう。そして、きっと誰かが言うはずだ。「始まりはどんな時計だったの?」と。その答えは、青のなかにある。

Text: Tatsuya Nakamura | Photography: Masashi Nagao

October 2017 issue

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