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BLUE MOTIONSAugust 2017 issue
DEEP SILENCE
静謐の向こうに見えるもの

Encyclopedia OCEANUS #3

エレガンス機能美 × Manta

2004年、初代OCEANUS誕生。それは世界で初めてフルメタルクロノグラフ電波ソーラーというジャンルを切り拓いた瞬間であった。以来、信頼性・操作性を革新しながら、独自性と時計品質の進化を果たし、世界で唯一(※1)となるGPS+電波ソーラーや、今年6月には遂にインターネットと繋がり、世界初「Connected エンジン 3-way」(Bluetooth®×GPS×電波ソーラー)を搭載したOCW-G2000などを生み出してきた。

※1:2017年1月現在

ここで忘れてならないのは、単なる技術革新だけで今に至るという訳ではないこと。ただ技術を詰め込むだけではなく、美しさも忘れない。全ての技術の進化は“エレガンスの追求”のためにある。OCEANUSはブランドコンセプトを「Elegance, Technology」と掲げ、革新的技術と洗練されたデザインが生み出す“機能美”を追求しているのだ。上質と高機能の融合があって、はじめてOCEANUSは存在する。
そんなOCEANUSがもっともOCEANUSらしく、あるべき姿を体現したフラッグシップモデル、それがMantaシリーズだ。

MantaがMantaたる所以

Manta=マンタ。それは大海を優雅に泳ぐ姿からも、全てのダイバーたちの憧れの存在とされている、オニイトマキエイ。魚類最大級とも言われ、大きな翼をゆっくりと羽ばたくように泳ぐその姿は、まるで海中を飛行しているかのようだとも言われている。あくまでもエレガントであり、サメでさえ近づこうとしないと言われる孤高の存在。
その名の通り、海と深い親和性を持つOCEANUSのフラッグシップモデルは、そんなマンタのようであって欲しいという想いから名付けられている。

Mantaシリーズの変遷

2007年6月に世界最薄(※2)のクロノグラフ電波ソーラーとして誕生したManta初号機。その後も、その歴史とともに様々な表現手法でエレガンスを追求し続け、その可能性を広げてきた。薄型ムーブメント「TOUGH MVT.(タフムーブメント)」の搭載、新モーターレイアウトや両面無反射コーティングサファイアガラスの採用、2都市時刻同時表示対応、世界最小(※3)モーターの開発による初の6モータードライブ搭載など、これまでのOCEANUSの進化の起点には、常に新しいMantaがあったのだ。

※2:2007年6月当時 ※3:2014年2月現在

そしてそれらの変遷を経て、2015年に誕生したのが“もっとも優雅なオシアナス”、NEW Manta『OCW-S3400』である。

あくまでエレガンスであれ

Mantaの特長は何と言ってもスリムさと、そのエレガンスさにある。優雅なデザインの中に見た目だけではない、操作する姿までもエレガンスを追求した、フラッグシップモデルにふさわしい機能が凝縮されている。世界29都市から任意の2ヵ国の時刻表示を行える<デュアルダイアルワールドタイム>、しかもその操作を瞬時に行える<スマートアクセス>。その背景にあるのは、<6モータードライブ>による素早く正確な動き。それらの機能を収めるのは、わずか10.7mmという薄さを極めたチタン製の美しいケース。そしてワイドフェイスの中で映える、スパッタリングによるこだわりのオシアナスブルー。その全ては「Elegance, Technology」をとことん突き詰めようとする開発者たちの想いの結晶と言ってもいい。

確かにMantaシリーズには、まだBluetooth®やGPSといった先進テクノロジーは搭載されていない。しかし、それは未知なる可能性をMantaに託しているからこその技術革新なのだ。流行に左右されず、静謐な時の流れの中でフラッグシップモデルとしてしっかりと進化すること。言わば、それらのテクノロジーがMantaに搭載されたとき、OCEANUSは一つの完成形を迎えると言っても過言ではない。
美しさに包まれたテクノロジー。それはまるで大海を優雅に泳ぐマンタのごとく、生きているかのような時間を刻み、持つ人の次代へと向かっていくだろう。

Text: BM編集部 | Photography: Masashi Nagao