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BLUE MOTIONSMay 2017 issue
DESIGNING THE FUTURE
未来をデザインする

Encyclopedia OCEANUS #1

OCW-G2000C 徹底解剖

突然だが、あなたは現在発売されているOCEANUSについて、どのくらい知っているだろうか。そのモデル数だけでも、優に30種類を越える(※)。ユーザーの方であれば所有するモデルについてはもちろんご存じだと思うが、それ以外のモデルがどんな個性や機能を持っているか、知らない方も多いことであろう。そこでBLUE MOTIONSでは、各モデルのことをもっと知ってもらいたいと考え、毎回1モデルを独自の視点で紹介していきたいと思う。名付けて、「Encyclopedia(エンサイクロペディア=百科事典) OCEANUS」。
第一回目となる今回は、明日6月9日に発売されるNEWモデル『OCW-G2000C』について、徹底解剖する。そこにはどんな“青の革新”があるのか、お楽しみいただきたい。

※モデル数は店舗により異なります。

新たな扉を開いた、世界電波時計

これまで数々の“世界初”を送り出してきたOCEANUSだが、それはこの時計がいかに快適かつ高精度であり続けるかという、進化の証でもあった。記憶に新しいGPSハイブリッド電波ソーラーの誕生からわずか2年で、早くも新たなる進化を遂げることとなる。なんとOCEANUSは、遂にインターネットと繋がるのだ。

今までもGPS衛星電波と標準電波という2つの時刻修正システムを駆使し、類を見ない高い精度の時を刻んできたが、そこに更にBluetooth®機能が加わり、他を寄せ付けない圧倒的な精度と信頼性を実現したのである。
ではこのBluetooth®機能は、どのような働きをしてくれるのだろうか。今までのGPS×電波ソーラー機能だけでは、地下などの遮蔽された場所や、海外の電波塔が届かない場所などで精度が落ちる可能性がないわけではなかったが、専用アプリ「OCEANUS Connected」にアクセスし、スマートフォンとリンクさせることでそれを回避し、より正確な時を刻むことができる。つまりBluetooth®機能を通じて、スマートフォンが新たなる“3つ目の電波塔”となるのだ。
更には専用アプリのアップデートシステムと連携し、時計内部のデータを自動的に更新することで、タイムゾーンやサマータイムといった時間に関するシステムの変化にも自動的に対応してくれる。またこのアプリとの連動により、ソーラー充電の残り具合の目視や、今までよりもより正確に世界各地の時を刻むことが可能となったのである。まさに“世界電波時計”という称号が相応しい。またこの先進のシステムはタフソーラーの搭載により、充電切れの心配をすることなく、安心して高機能を使いこなせることも覚えておきたい。
すでにこの時点で多くの方が思っているであろう、「では実際に海外に出た時、どの機能から使ったら良いのか?」という疑問について簡単に説明してみよう。Bluetooth®×GPS×電波ソーラーという「Connectedエンジン3-way」を搭載した『OCW-G2000C』は、ユーザーの好みに合わせた選択肢が存在するのだが、そこはやはり新機能であるBluetooth®を使用することをおすすめしたい。スマートフォン自体がその国のタイムゾーンに自動的に合っているので、説明書も要らないほど簡単なタップ操作でリンクさせるだけでいいのである。そのスムーズな操作に、きっと驚くことであろう。

独創の青を纏った、NEWオシアナス

Bluetooth®機能をはじめとしたテクノロジー面ばかりに目が行きがちだが、デザインにおける進化も忘れてはならない。まず目を奪われるのが、これまでにない、その新しい青の美しさだろう。

日本の陶芸からインスパイアされた「釉溜まり YU-DAMARI」をコンセプトに、陶磁器を焼く際に器の縁や底に流れ溜まった釉薬の色の変化を、新開発のグラデーションスパッタリング技術を駆使した新たな青で“うつろいの美”として表現。それを用いたグラデーションカラーのサファイアガラスと、傷がつきにくくなるDLC処理を施したチタンという、2つの異素材を融合させたベゼルを実現させた。そして12時・6時位置に配置されたインダイヤルには白蝶貝を採用し、ここでも角度によって独特な色のうつろいを感じられるよう、徹底したこだわりを見せている。また新たに設けられたブルースパッタリング都市コードディスクなど、これまでとは異なった印象を与えている。
今までも青にこだわり抜いてきたOCEANUSが、今回も“青の革新”としてその青を見事に昇華させたのだ。

時計自ら充電(SELF-CHARGING)、時刻修正(SELF-ADJUSTING)、データ更新(SELF-UPDATING)を行うという“意志”を持ったことで、時刻表示の精度をはじめとした、時計の信頼性、実用性をさらに向上させた『OCW-G2000C』。この進化は、もはや時計自体のルールを変えるといっても過言ではない。徹底したユーザー目線で考えられた新機能は、きっと満足のいくユーザビリティを確実に与えてくれるはず。フルオートという理想へと近づき、OCEANUSは「真の世界時計」になるべく、更なる“青の革新”を止めない。
ぜひ新しいOCEANUS『OCW-G2000C』を手にし、その進化を体感していただきたい。

Text: Tatsuya Nakamura | Photography: Masashi Nagao